来週月曜日の22日から3月議会がはじまります。
質問の順番は会派内で調整して決めますが、今議会は私は、予算委員会で来年度予算について、追加質疑で補正予算について質問します。
予算案に組み込まれたコロナ対策について、「国の対策をなぞっただけの月並みなものだった」という論評がありました。私も同意見です。同時に、「コロナ後を見据えた経済対策が弱い」と書いたところもありますが、これには首をかしげました。
地域経済の実情は、「コロナ後」を見据えるどころか、「コロナ禍」を乗り越えられるかどうかの深刻な状況です。とくに声を大にして言いたいのは、緊急事態宣言下にない地域で、緊急事態宣言の影響がもろにある、ということ。だけど国の対策は皆無です。持続化給付金や家賃支援給付金を改善して再交付することがどうしても必要です。県も新たな直接支援のメニューを予算に盛り込んでいません。しっかりと求めていきたいと思います。
「コロナ後を見据える」ということを真剣に考えるべきは医療や保健所の体制です。「将来、病院のベッドは過剰になる」と試算を出し、病床削減を続けてきた路線を続けていいはずがありません。この間の環境厚生委員会の質問で、将来の医療構想に、感染症対応が組み込まれていないことも分かりました。医療体制にゆとりが必要だ、ということこそ、コロナからくみとるべき教訓です。これも予算委員会でとりあげたいと思っています。
自粛が必要だからこそ十分な補償を。あらためてこの声を大きくひろげましょう。
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